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木幡福島市長ご訪問ありがとうございました
5月7日(水)、児童福祉月間による学園児童、生徒への福島市からのプレゼント贈呈式が行われました。今回は公務ご多忙の中、木幡浩福島市長にご訪問いただき、こども一人ひとりに励ましの言葉を添えてプレゼントを手渡していただきました。贈呈式の最初に園長から「この、おじさん誰だか知ってる?」と聞いたら、こども達は口々に「木幡市長・・・さん?」と驚きとうれしさが混じったようなリアクション(笑)その後、木幡市長からご挨拶をいただきました。「福島市に住んでいる市民の皆さん全員からのプレゼントですよ。市長さんは福島市に住んでいる皆さんと一緒にみんなのこと全力で守るから、勉強にスポーツに頑張ってください。そして、プレゼントしたゲームやパズルで仲良く楽しく遊んでくださいね。」との言葉に、こどもたちは目を輝かせて聞き入っていました。その後、こども代表からのお礼の言葉の後、早速いただいたプレゼントで思い思いに楽しんでいました。
僕はある方の言葉を信念にこどもたちの日々の養育に向き合っています。この気持ちは若い職員にも伝え続けていきたいと思っています。その信念とは、ある師匠的存在の方から教えていただいたものです。(勝手に師匠と思い込んでいる片思いなのですが・・・。)
「心は聞いた言葉でつくられる 未来は話した言葉でつくられる」
中村文昭さんという、今日も全国を講演で飛び回っている先生の言葉です。
僕たちと一緒に生活しているこの子らは“今までどんな言葉を聞き(聞かされて)学園に辿りついたのだろう” とそんなことを考える時、僕はいつも「美しい言葉、元気が出る言葉、希望にあふれる言葉」を毎日、毎日若い職員と一緒になって聞かせてあげて、過酷な過去とは一言では言い切れない“聞かされてしまった言葉”により傷つき、疲弊しきったその心に直接その“美しい言葉たち”で上書き保存していってあげたいなあと思っています。一度過去に聞かされてしまったもののリセットはできない、過去は消せない、そんなこと僕だって知っています。だから、今、この一瞬、一瞬を大事にキラキラ輝く素敵な言葉たちで子どもたちを包み込んでいきたいと思っています。(でも、たまには、というか、ちょくちょく叱ったりしていますが・・・笑)そして、こどもたちの口々から、希望あふれる、明るい言葉が自然に出てきて、自分の言葉で描いた未来予想図の実現に向けて成長していってほしいと願っています。
こんなことを思って日々の仕事をさせていただいていますが、今日の木幡市長の言葉はこどもたちにとって、美しく、元気が出て、希望あふれるものでした。中でも「福島市(市民)に住んでいる大人、みんなで守っていくからね!安心して学校やスポーツ頑張ってね。」というフレーズはこどもたちの心の中に美しく伝わったと思います。「木幡市長さんに励ましてもらったんだぜ!」「緊張してうまくお礼伝えれらなかったけど元気になったよ。」とこどもたちも自慢の経験になりました。こどもたち、僕たちをこんな思いにさせてくださってありがとうございました。いつまでもこどもたちの応援団でいてください。そしてお忙しいとは思いますが、またいつでも遊びにお出でください。ご同行いただきました職員の皆さまにも大変お世話になりました。
児童、生徒、役職員を代表して改めて深くお礼申しあげます。
園長 青木 美津雄

